番外/独学回避のすす

通関士の勉強法は、科目ごとにさまざまな極意を探すこともできますが、果たして独学でそれを全部実践していけるでしょうか? 

通関士の独学は、かなりチャレンジングな勉強法で、うまくいったとしたら、そのときの達成感はひとしおでしょう。しかしながら、自らハードルを途方もなく上げることになるため、この独学という方法を推薦できる受験者がいるとしても、それは「数年後の転職を予定している」といった、時間にあまり縛られない事情がある人くらいだというのが真相ですね。

通関士は、合格率がこの数年10%を割っている時代にあっては、以前よりも独学がはっきりと難しくなっています。数%の合格者の内訳は、どこかの講座を受けてきた受験者でかなりが占められていて、独学で通関士に受かったような人は相当の少数派でしょう。

この1、2年は、通関士の試験問題に独特の変化がはじまっていて、さらに通関士の独学での成功の道は険しさを増しています。
独学では、もともと勉強の方向が脇道にそれがちですが、最新の受験対策を行うことがほとんどできないため、独学という勉強法は細心の通関士試験では割に合わなくなっているとも考えられます(10年前の合格率が今より高かった時期でも割には合わなかったのですが)。

独学という勉強法を選びたい人たちは何を欲しているのでしょうか? 
たぶん通関士のためにあまり金や時間をかけたくないという望みがあるのでしょう。
ただしそれが目的なのだったら、通信講座でもかまわないのではないでしょうか? 

第一に、通信講座は完全な独学よりは金もかかりますが、そんなに高くつく講座ばかりではありません
(特に、通信講座専門の会社ですと、資格の学校の通信講座よりも安めになることが多いです)。

第二に、通信講座では、自分の家にいるときとあまり変わらない予定で勉強をしていけます(さすがに、送られてきた教材をやらずにためてしまってはいけませんが)。
通信講座のいい点は、勉強時間の都合のつきやすさであって、それは独学にあまり引けを取りません

第三に、現代の通信講座は、eラーニングがつきものになっています。
たとえば、DVDやストリーミング動画で講義を視聴できます。
この点で通学型の講座とほぼ並んだといっていいでしょう。
そのいっぽうで、家で使えますから、独学の気安さや手軽さもカバーできているわけです。

上記の三通りの理由があることを観察すれば、たったの数万円を惜しんで独学にこだわるよりも通信講座に最初から頼ってしまったほうが、合格までにかかる類型の時間も金もきっと節約できます。独学に執着する前に、よく客観的にすべてを見渡すことをおすすめしたいと思います。

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